テーマ「魚眼レンズ」のブログ記事
みんなの「魚眼レンズ」ブログ
|
2010/08/08 23:09
ブログサーバー側のファイルアップロード容量制限で、大きなファイルをこれ以上上げられなくなりますので、このブログもそろそろ終わりになるかと思いますが、ファイル数が少なくて済む比較として、最近買ったNEXフィッシュアイコンバーターのテスト撮影結果をあげておきます。
このNEX用フィッシュアイコンバーター(VCL-ECF1)は、パンケーキレンズの E 16mm F2.8 に付けて使うものですが、メーカー純正だけありフィット感なども良いですし、写りもフロントコンバーターの割にはなかなか悪くないようです。
比較撮影例として、今回はオリンパスのE-PL1にパナソニックのマイクロフォーサーズ向け魚眼である LUMIX G 8mmを組み合わせた例(<以前にも撮影しています>)と、あと前に取り上げた<0.25xのフィッシュアイコンバーター>を、E 18-55 OSS に撮りつけた例も撮影してみました。
この 0.25x コンバーターは、Horsemanのフロントワイコンの一種で、標準ズームレンズの前に取り付けることで全周魚眼のように写せるものです。ワイコン側のネジは58mm径ですので、58→49mmの変換リング経由でE 18-55 OSSに取り付けています。
撮影条件ですが、NEX-5側は、F2.8, F3.5, F5.6, F8 それぞれで撮影し、LUMIX G 8mmの方は開放のF3.5のみです。
0.25xワイコンの方は絞りF8ですが、E 18-55 OSS 側をズーム位置18mmにすると全周魚眼のように写り、テレ側にズームすると対角線魚眼の様にも写りますので、32mmF8時の例も示します。
あと、NEX-5、E-PL1 共に今回は本体生成JPEGそのままです。
・ NEX-5 + E 16mm + VCL-ECF1 ( F2.8開放, F3.5, F5.6, F8 )
・ NEX-5 + E 18-55 + 0.25x Conv. ( F8, 18mm, 32mm )
・ E-PL1 + LUMIX G 8mm 魚眼 ( F3.5開放 )
この VCL-ECF1 はフロントワイコンとしてはとても写りの良い部類ですが、単焦点の対角線魚眼レンズとして考えると最も写りの悪い部類とも言えます。
今回比較している汎用のフィッシュアイコンバーターの方では、F8まで絞ったとしても周辺は流れまくりで非常用という感じですが、それに対してNEXの純正魚眼コンバーターの方は、さすが専用設計だけあって開放側からそれなりに良く写っています。また、絞りを絞ってもそれほど写りが変わりません。
E 16mm パンケーキの方があまり周辺の写りが良いとも言えませんでしたので、画質にはあまり期待していなかったのですが、意外と悪くないようです。
ここでこの E 16mm パンケーキレンズの レンズ構成図 を見ると、前玉側が妙にレンズ少なくて(普通の球面レンズが一つだけ?)、写りが悪いのも当たり前という感じですが、もしかするとこの魚眼コンバーターであるとか、来月出る予定のワイドコンバーターと組み合わせた場合が本来の光学系で、実はパンケーキレンズとしての使用が特殊な状態なのかもしれません。
とは言ってもやはり安価なレンズの組み合わせだけあって、専用の魚眼レンズと比べると写り的には辛いです。
LUMIX G 8mm の場合、F3.5開放でも E 16mm + VCL-ECF1をF8まで絞った状態より周辺画質が明らかに優れていますし、今回オリンパスのE-PL1で撮影していますので、本体側で収差補正が効いていませんが、GF1などのパナソニック機で撮影すれば、さらに色収差も綺麗に消えます。
ただ、良く考えるとこの LUMIX 8mm 魚眼は、単体でNEX-5D ダブルレンズキットが買えてしまうぐらいの価格ですので、まぁ写りに差があるのは当たり前と言えば当たり前でしょう。
NEXの魚眼はこの値段の割には良く写る方とも言えますし、フロントコンバーターとして設計されていますので、全体が軽量に仕上がっています。
あまり期待していなかったのですが、ウルトラワイドコンバーター(VCL-ECU1)の方も意外と使えるのかもしれません。
あ、あとLUMIX G 8mmの結果や<昔の魚眼作例>と比較すると、この組み合わせの場合、対角線魚眼とは言っても対角がちゃんと180度無くて少し狭い気がします(が致命的ではないでしょう)
ということで、私の場合 NEX-5 以外にいろいろ使っていますので、実際にこれを持ち出すかは微妙なところですが、この広角側をフロントコンバーターで補うというのは、これはこれでアリなのかもしれません。NEX-5は直ぐに手放そうかと思ってましたが、ワイコンを待って見ましょう。
|
記事へ |
ブログ気持玉 9 /
トラックバック 0 / コメント 2
|
|
2010/07/24 15:17
最近マイクロフォーサーズ向けのLUMIX G 8mm 魚眼を買ってますが、当たり前ですがこれはフォーサーズ向けには使えませんし、一度手放していますがやはり魚眼も無いと困るかということで、フォーサーズ向けのオリンパス Zuiko Digital ED 8mm F3.5 Fisheye を買い戻してきました(中古ですが)
ということで、せっかくですのでこの二つの魚眼レンズを比較してみます。
今回、オリンパスE-PL1で撮影を行いましたので、LUMIX G 8mm でも色収差補正が動作していません。パナソニック機で LUMIX G 8mm魚眼を用いた場合の描写は<以前にテストしています>ので、そちらを参考にしてください。
撮影条件はどちらも開放のF3.5と、最もシャープになると思われるF5.6となります。
RAW現像はいつものようにLightroom3での自動諧調プリセットで、特に何も設定を変えていません。
今回色収差が分かり易いように、いつもの様に逆光条件で撮影していますが、日が沈む寸前に撮影したためにシャッター速度が少し遅いので、絞りを絞ったF5.6の方が微妙に手振れしているかもしれませんが、まぁ大丈夫だと思います。
・ E-PL1 + LUMIX G 8mm ( F3.5開放, F5.6 )
・ E-PL1 + ZD 8mm ( F3.5開放, F5.6 )
比較結果ですが、基本的にどちらも開放から良く写っており、周辺までシャープです。また、絞りを絞ってもほとんど写りに差がありません。魚眼としてもどちらも最も写りが良い部類だと思います。
良く比較すると、微妙にLUMIX G 8mm の方が隅がシャープかなというのはあります。あと、明らかにLUMIX G 8mm の方が優れているのが、魚眼では避けられない倍率色収差で、これに関しては ZD 8mm の方で特に派手に生じています。
LUMIX G 8mm でしたらパナソニックのマイクロフォーサーズ機で用いることで、この色収差も自動的に補正されますし、重さも LUMIX G 8mm が165gのところ、Zuiko Digital 8mm は485gと3倍近い重さに加えてマウントアダプターも必要になりますので、マイクロフォーサーズ機でZD 8mm の方を用いる意味は無いでしょう。
あとちょっと気になったのが、LUMIX G 8mm 魚眼の方が ZD 8mmより少しだけ広い範囲が写っていることで、これはマウントアダプターを用いているせいかもしれませんが、少し気になりました。
ということで、マイクロ向けですと完全にLUMIX 8mm 魚眼がお勧めですが、フォーサーズの単焦点では全体的に倍率色収差が目立つ傾向があります。<フルサイズですと魚眼でもそれほど色収差目立たない>のに、(マイクロ含む)フォーサーズでは、魚眼に限らず全体的に<単焦点レンズで倍率色収差が大きめ>です。
これはおそらく、フォーサーズでは像を拡大して見ているせいだと思いますが、今時ですと色収差はデジタル的に最も簡単に後補正できる収差ですので、まぁこれは後補正すれば良いというところでしょうか。
|
記事へ |
ブログ気持玉 3 /
トラックバック 0 / コメント 0
|
|
2010/07/10 19:12
そういえば前の<LUMIX G 8mm魚眼テスト>で、パナソニック機での写りを確認していませんでしたので、今回オリンパス機とパナソニック機両方で撮り比べてみました。
ここで今まで用いていたGH1に関しては、高倍率ズームのM.ZD 14-150を買ったという事情もあって、キットレンズの LUMIX G 14-140 と合わせて既に手放してしまっていたりするのですが、テスト撮影的にはやはりパナマイクロ機も一台は無いと不便だというのと、妙に安く売っていましたので、今さらですが DMC-GF1 の方を買っていたりします。
ということで、今回は LUMIX G 8mm を E-PL1 と GF1 で撮り比べて見るということになります。主に色収差補正具合の確認目的です。
撮影は<いつもの魚眼テスト>の場所で、最も倍率色収差が出易いと思われるシャープなF5.6まで絞って、明るい空を背景とした逆光と言う、比較的色収差の確認し易い撮影条件となります。
RAW現像はいつものようにLightroom3での自動諧調プリセット現像ですが、確認のため本体側JPEGも示します。RAW現像の方は特にプリセットママで何も変更していません。
・ E-PL1 + LUMIX G 8mm ( F5.6, 本体JPEG, Lightroom現像 )
・ GF1 + LUMIX G 8mm ( F5.6, 本体JPEG, Lightroom現像 )
新しく増えたGF1に関してはまた後で検証しますので、ここではLUMIX G 8mm 魚眼 の各条件での写りに関してとなります。
マイクロフォーサーズでは、カメラ側とレンズ側のメーカーの組み合わせで、収差の生じ方に違いが出るのは<前から検証している>通りで、今回の機材の組み合わせでも特に状況は変わっていません。
パナソニックのカメラ+パナソニックのレンズの組み合わせの場合のみ、倍率色収差補正が動作し、これは本体JPEGだけでなく、LightroomやSilkypixなどでRAWを現像しても強制的に補正されます。
色収差補正結果ですが、かなり綺麗に補正されていますので、GF1で撮影した方はほぼ色収差が消えています。オリンパス機で撮影しても現像時の後補正でほぼ同様に消すことが可能ということになります。
厳密に見ると軸上色収差の方が微かに出てるのかとも思いますが(上の方にパープルフリンジ?)ほぼ問題ありません(軸上は開放側の方が出るので開放側でも撮影した方が良かったかもしれませんが)
ということでこの LUMIX G 8mm は、特にパナソニック機で用いると色収差がほとんど生じないレンズということになりますが、そもそも魚眼レンズでは色収差が生じるのは仕方ないところです。
この魚眼レンズはかなりシャープな写りですし、何よりとても軽いレンズですので、魚眼好きな方にはとてもお勧めのレンズかと思います。
|
記事へ |
ブログ気持玉 6 /
トラックバック 0 / コメント 0
|
|
2010/06/30 21:13
最近は魚眼レンズをあまり持ち出さないので買わないつもりだったのですが、衝動買い的に LUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5 買ってきてしまったので、<いつもの構図>でテスト撮影を。
最近魚眼レンズの持ち出し頻度が低い理由は、手持ちの超広角レンズ側がより広角になってきているというというのもありますが、何よりも最近のデジタル一眼向け魚眼は重いというのが大きいです(使用頻度の割にはですが)
ニコンFマウントの場合、純正魚眼レンズがどれも軽くて良かったのですが、既にマウントごと手放していますし、フォーサーズの ZD 8mm は450g超で最も重くてやはり手放してしまっています(一度フォーサーズマウントそのものを整理しかけたというのもありますが)
最近使っているキヤノンEF-Sマウントでは、そもそも純正魚眼レンズが無い(おまけにAPS-Cの中ではセンサーが小さいのでサードパーティ製でも180°対角線魚眼にならない)ということで、魚眼レンズを全く持っていない状態でした。
ということで、この LUMIX G FISHEYE 8mm と直接撮り比べられるレンズが現状手元に無いのですが、今回もいつもと似たような構図で撮っていますので、上では<前の魚眼レンズ比較>結果と並べています。
撮影は、絞り開放のF3.5と、おそらくもっともシャープであろうと思われるF5.6で撮影し、現像はいつものようにLightroom3での自動諧調プリセット現像です。特に何も調節していません。
ここでの撮影は色収差が分かりやすいように逆光で撮ることが多いですが、今回日の落ちるギリギリでの撮影でしたので、シャッター速度が遅めで、F5.6の方が少し右側手振れ気味かもしれません(あまり枚数撮りませんでした)
あと、撮影には色収差補正が自動で動作しないE-PL1を用いています。
撮影コンディションが前とかなり異なりますし、撮影時の立ち位置を正確に覚えていなかったので構図も微妙に前とあっていませんが、出たばかりのレンズですのでこんなものでも参考にということで。
・ E-PL1 + LUMIX G 8mm ( F3.5開放, F5.6 )
他のレンズと直接比べていないので確実ではありませんが、オリンパスの Zuiko Digital 8mm 魚眼と同じ程度には写っていると思います。というか、いままで使った魚眼レンズの中で最も良く写っている気もします。開放から実にシャープな描写です。
描写的にはやはり魚眼だけあって、主に倍率色収差が問題になりますが、超広角の魚眼レンズの割には少ない方だと思います。もちろん、パナソニックマイクロフォーサーズ機で撮影すれば自動的に収差補正もかかります。
個人的には魚眼レンズの場合、写りの良さより、まずは軽さが重要なのですが、このLUMIX G 8mm は私の知る限り対角線魚眼レンズの中で最も軽く165gしかありません。
ということで、ほぼ欠点の見当たらない素晴らしい魚眼レンズですので、広角好きな人には特にお勧めでしょう。
問題があるとしたら唯一、値段が高いことかとも思いますが、この手の魚眼レンズはどれもこの程度の値段にはなりますし、リアフィルターも使えるという(私は使ったこと無いですが)、値段相応のかなり気合の入ったレンズに仕上がっていると思います。
|
記事へ |
ブログ気持玉 7 /
トラックバック 0 / コメント 1
|
|
2010/01/22 21:39
広角ズームのDA 12-24に続いて同じくペンタックス純正魚眼ズームレンズの、DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED [IF] を買ってきました。
このDA 10-17mmはトキナーの AT-X 107 DX Fisheye と同じ光学系ですが、トキナーの方はD300を用いていた頃に愛用していたレンズですので、写りとしては良くわかっているレンズとなります。
広角側としては10mm開始のシグマ10-20mmでも良いわけですが、そもそも個人的にはあまり歪曲収差は重視しないということもあり、DA 12-24とあとこのDA 10-17mmがあれば超広角側はまぁ良いかと(とても軽いですし魚眼にもなって一石二鳥)
実際の写りの比較ですが、魚眼に関しては写りそのものはどうでも良いところでして、それよりも私にとってはコンパクトなことが重要です。
ただせっかくですので、ニコンのDX 10.5mm FishEyeと写りを比較しておきます。ニコンマウント側でトキナー10-17mmとニコン純正の比較にもなるかと思います。
撮影絞り値は開放とF5.6とF8で、RAWで撮影したものをいつものようにLightroomの自動階調プリセットで現像しています。一部逆光でしたので現像時に明るく修正しています。
あと、広角レンズとの比較も兼ねて、ワイ端の10mm以外に、14mmと17mmでも撮影してみました。
・ D90 + Nikon DX 10.5mm ( 10.5mm, F2.8開放, F5.6, F8 )
・ K-7 + DA 10-17mm ( 10mm, F3.5開放, F5.6, F8 )
・ K-7 + DA 10-17mm ( 14mm, F4開放, F5.6 )
・ K-7 + DA 10-17mm ( 17mm, F4.5開放, F8 )
ニコン純正魚眼と比べた場合、このDA 10-17mmはズームだけあって解像感では少し落ちる傾向です。とはいっても開放では暗いだけあってより周辺ではニコンよりシャープですし、絞ればそれほど差がありません。
ここで違いがより大きいのが色収差でして、倍率色収差に関してはニコン魚眼も比較的大きく生じているのですが、DX 10.5mm側では軸上色収差はあまり生じていないのに対して、DA 10-17の方は軸上色収差が大きく、結果的に開放側でパープルフリンジが酷くなっています。
倍率色収差は今時ですと後処理で比較的綺麗に消せるのですが、軸上色収差の方は消すのが難しく、その分DA 10-17の方が撮影時に絞らないと辛いレンズとなっています。
この様に対角線魚眼レンズとして見た場合には、単焦点だけあって明らかにニコン純正の方が優れていますが、このDA 10-17mmの良いところはなんといっても魚眼ズームということで、超広角レンズとしても利用できることです(歪曲は補正されませんが)
ここで、焦点距離だけ見るとDA 12-24と重なっているように思えるわけですが、実際に撮り比べてみますと、魚眼と広角レンズでは同じ焦点距離でも写る範囲がかなり異なりますので、実際には画角があまりダブっていません。
今回と同じ構図で撮影してある、以前の<DA 12-24での撮影結果(換算18mm)>や、<シグマ12-24mmでの実焦点12mm>での撮影結果と比べてみるとわかりますが、DA 10-17の14mmの時点でほぼフルサイズの12mmと同じ画角であって、テレ端の17mmでもDA 12-24のワイド端である12mmと大差ない範囲が写ります。
光学的な歪曲補正がないためにこうなるわけですが、つまりDA 10-17mmとDA 12-24mmは画角がほとんど重なっていないことになります。
ということでこのDA 10-17mmは換算18mmより広角側の撮影が困難なAPS-C環境での超広角撮影のひとつの解決策です。
写りに関しても周辺まで比較的解像感高く写っており、直線がまっすぐに写らなくて良いのであれば、これはこれで悪くない選択肢です。ただし、ワイ端側同様に開放時の軸上色収差が大きめですので、少し絞った方が良いでしょう。
広角側に関しては、このDA 10-17とDA 12-24があれば十分で、写りも問題ないですし、純正だけあって操作性など良く、K-7との組み合わせはなかなか悪く有りません(手ぶれ補正も効きますし)
標準から望遠側のズームに関しては、ペンタックスの場合ちょっと悩みどころではありますが、サードパーティ製レンズなどと組み合わせればまぁどうにかなりますので、当面はK-7をメインに使ってみようかと思っています。
ということで、K-7に関して後は、軽くまとまりさえすれば写りはどうでもよい標準画角以降で適当にズームレンズ見繕って比較予定となります。
|
記事へ |
ブログ気持玉 2 /
トラックバック 0 / コメント 0
|
|
2009/09/08 14:08
ヨドバシカメラでホースマンのフロント魚眼コンバージョンレンズを見つけましたので買ってみました。多分、トダ精光のTF-115 0.25x ワイコンと同じものではないかと思いますが、前にも買った<トダ精光のワイコン>の隣にあって発見。
用途としては、相変わらず<マイクロフォーサーズ向けの魚眼レンズに困っています>ので、主にこれ向けです。マイクロフォーサーズの魚眼レンズに関しては、パナソニックから出ることが正式に決まったようで良かったですが、出るのにおそらくあと半年はかかりそうです。ということで本命はこちらですが、それまでの緊急用に使えれば良いかなと。
さっそく試しに、D90 + Nikon 18-55 ED と GH1 + LUMIX G 14-45 に組み合わせて<いつもの魚眼テストの場所>で撮影してみました。比較用にニコンのDX対角線魚眼である10.5mmと、シグマのフルサイズ向け全周魚眼8mmでも撮影しています。
RAW現像はLightroomの自動諧調プリセットです。
・ D90 + Nikon 10.5mm Fisheye ( F8 )
・ D90 + Sigma 8mm Circular Fisheye ( F8 )
・ D90 + Nikon 18-55 ED + 0.25x Wide ( F8, 18mm, 35mm )
・ GH1 + LUMIX G 14-45 + 0.25x Wide ( F5.6, 14mm, 25mm )
この手のDSLRで利用できるフロントワイコンとしては、<前にも試したFisheye for HOLGA>がありますが、あれですと見かけは全周魚眼に見えても実際は画角が狭くて180度写りませんでした。
今回のこの0.25倍アダプタはFisheye for HOLGAと異なり、ほぼ180度全周写っています。厳密には他の魚眼レンズと見比べれば分かりますように、少しだけ180度より画角が狭いですが、ほぼ全周魚眼と言って良い写りとなっています。
キットレンズの前に付けるフロントワイコンですので通常の魚眼と異なり、キットズームのワイド端換算28mm時に全周魚眼相当となり、そこからズーム可能ですので換算50mm近辺で対角線魚眼相当の画角にすることも可能です。
さすがに周辺が大きく流れますので、通常の魚眼の代わりにするには辛い画質ではありますが、中央部の写りは良いですので緊急用の対角線魚眼代わりには十分使えそうです。あとD90でもGH1でもAFが問題無く行えます。
ニコンFマウントのDX環境で全周魚眼が使いたければシグマの4.5mmがありますし、コンパクトな対角線魚眼も純正10.5mmがありますので、無理にこれを使うこともないでしょうが、フォーサーズ向けには全周魚眼が存在しませんし(シグマの4.5mmをアダプタで使うと言う手はありそうですが)、対角線魚眼も重いオリンパスZD 8mmしかありませんので、220gと軽いこの0.25倍フロントコンバージョンレンズを使うと言うのもありかと思います。
メーカー情報ですとキヤノンやニコンAPS-C機のキットレンズが推奨の様ですが、フォーサーズのZD 14-42やマイクロフォーサーズのLUMIX G 14-45でも特に問題無く利用できます。ただニコン18-55に付けた場合、レンズフロントにあまり重いものをつけるようにはできていないようでかなり下を向いてしまうので、キットレンズの寿命を損ねそうなのは心配ではあります。LUMIX G 14-45との組み合わせの方がしっかりしているようです。今回、GH1の方ではアスペクト比3:2で撮っていますが、特に問題なく上下蹴られないで撮れています。
ということで、マイクロフォーサーズを持ち出す場合、最近は魚眼を持ち出すのは諦めていました(魚眼持つだけで重さ5割増しになってしまう)ですが、このワイコンでしたら軽いですので、無いよりマシということで持ち出すことも多いかと思います。後はパナソニックのマイクロフォーサーズ向け魚眼が出ることをのんびり待つことにします。
|
記事へ |
ブログ気持玉 1 /
トラックバック 0 / コメント 0
|
|
2009/08/03 16:58
ニコンのDX10.5mmF2.8Fisheyeを買い戻しましたので、久しぶりに魚眼レンズ比較です。
このレンズに関してはD300の頃にも使用していまして、以前にこのブログでも<D700にテレコン経由で撮り比べてます>が、今回はD90との組み合わせでニコン10.5mm単体で撮り比べてみました。使用マウントがバラバラですので撮り比べ意味なさそうですが、参考までに。
比較レンズはフルサイズ向けのニコン16mmF2.8D魚眼とフォーサーズ向けのオリンパスZD 8mmF3.5魚眼でこれらは対角線魚眼ですが、フルサイズ向けのシグマ8mmF3.5全周魚眼も持っていますので、こちらはD700, D90, GH1それぞれに付けて撮り比べてみました。
撮影は全て開放で、Lightroomの自動諧調プリセットで現像したものです。F5.6やF11まで絞った例に関しては<以前撮り比べています>ので、そちらもみてください。
・ D700 + Nikon 16mm ( F2.8開放 )
・ D90 + Nikon 10.5mm ( F2.8開放 )
・ GH1 + ZD 8mm ( F3.5開放 )
・ D700 + Sigma 8mm ( F3.5開放 )
・ D90 + Sigma 8mm ( F3.5開放 )
・ GH1 + Sigma 8mm ( F3.5開放 )
魚眼ですので写りの良さはどうでも良いところですが、基本的にはセンサーサイズが小さいほど周辺の写りが良くなる傾向です。ただ、ニコン側は開放がF2.8ですし、センサー小さいほうが深度が深いだけとも言えます。
D700+16mmの組み合わせのみ倍率色収差が目立ちませんが、周辺の像が甘いだけなので絞るとやはり色収差が目立ちます。16mm魚眼ですと周辺減光も大きめですが、どの組み合わせでも絞れば写りは問題ありません。ただ魚眼レンズですので、どのレンズでも倍率色収差が大きめなのは仕方の無いところです。
魚眼レンズに関しては、そもそも出番が少ないということでどちらかというと写りの良さより、重さやレンズの大きさが気になるところです。ニコンの魚眼レンズは300g程度と小さくて軽くて良いのですが、フォーサーズの魚眼レンズは現状で500g近い重くて巨大なZD8mmしか選択肢がありません。マイクロフォーサーズでも同じで問題となります。
<G1を買った時にも扱いました>が、この魚眼レンズの大きさが現状の(マイクロ含む)フォーサーズマウントの私にとっての大きな問題点で、フルサイズ向けのシグマ8mm全周魚眼とZD8mmの写りが大差ないことから、フルサイズの全周魚眼相当のレンズが対角線魚眼となるのでどうしても大きくなるのでしょうが、フランジバックが短ければ写りを多少我慢することでこの魚眼レンズも小さく作れるはずですので、是非ともマイクロフォーサーズ専用の小さな魚眼を出していただきたいところです。
また今回この8mm全周魚眼をD700とD90でも使ってみて、中々出番の無いレンズではありますが、APS-C機で使っても面白いかもしれないと思いました。
あと今回このシグマ8mm(Fマウント向け)をGH1で使うために、NOVOFLEXのFマウントGレンズの絞りを変えられるマウントアダプターを用いています。
このアダプターを用いれば、絞り環がレンズ側に無いニコンのGレンズでも絞りを変えられるのは良いですが、リングが絞りレバーに直結となりますので、たとえば開放とF5.6のレバー位置間が2mmか3mm程度しかなく、ノッチもありませんので絞りを合わせるのがとても大変となります。もちろんF値の目盛などもないので私はF5.6のリング位置に切り込みで印をつけていますが、細かいF値の調節はほぼ無理だと思います。
実用上は勝手にF値変わってしまいそうですし、このアダプターを用いずに、レンズの絞りレバーの方になにか詰めた方が実用性高いかと思いますが、アダプターそのものは精度高そうで動作はスムーズです。ぜひともギアを入れるなどして、通常の絞り環と同じ感覚で使えるアダプターが出ると良いですね。それが無理であれば、まずは開放と任意のF値の切り替え式とかでしょうか。
|
記事へ |
ブログ気持玉 3 /
トラックバック 0 / コメント 1
|
|
2008/11/20 19:54
G1+魚眼がどうにか小さくまとまらないかと相変わらず試行錯誤中ですが、前に取り扱った<G1+ワイコン>同様にフロントアダプターという手もあるので試してみました。
今回試してみたのは、トイカメラのホルガ用に作られたフィッシュアイレンズで、Fisheye for HOLGAというものです。トイカメラ用ですが、これ自身はホルガ製ではなく日本製(ただメーカーが謎)で、意外としっかりした製品でしてそれなりに重いです(100gちょいぐらい?)
ホルガ用といっても実際には46mm径のネジが切ってあるだけで、ネット上ではこれを一眼+キットレンズにつけたり、コンパクトデジカメのアダプタに付けて見るという例を見かけますので、試しにLUMIX G1とLX3に付けて撮り比べてみました。比較用にワイコンを使った場合も出しておきます。RAW現像はいつもどおりSilkypixのファインストリートテイストです。
なお、G1の方はキットレンズの14-45の前に付けていますが、14-45はネジが52mm径ですので、52→46mmのステップダウンリング経由となります。LX3の方は初めからアダプタが46mm径ですので、そのまま純正レンズアダプター(DMW-LA4)の先に付けています。
・G1 + LUMIX 14-45 + DSW Pro 0.7
・G1 + LUMIX 14-45 + Fisheye for HOLGA
・LX3 + DMW-LW46(純正ワイコン)
・LX3 + Fisheye for HOLGA
このFisheye for HOLGA、一見すると円周魚眼っぽく撮れていますが、<前に魚眼テストした>ものと比べると分かるように、魚眼と言っても実は画角が180度になっていません。単に歪曲の大きな広角レンズであって、対角線魚眼に内接する円ぐらいの画角です(120度ぐらい?)。ですのでここから対角線状に切り出しても対角線魚眼にはなりません。レンズの前玉見れば180度写らないのは明白ですが・・・
画質的にもこんなものかというところですが、さすがにワイコンよりは広く写っていますし、価格も7千円ぐらいで重さも100gちょいということで、ワイコンでは画角が足りない時用の緊急用途としては悪くないかもしれません。
なお今回どちらもズームはワイド側端で撮っていますが、ズームすれば蹴られないところまで拡大可能ですし、問題無くAFもできます。LX3の方が換算24mmと広角だけあって完全に丸く写っていますし、G1の方はステップダウンリングの分前に出ているだけあって画角が少し狭くなっています。あと、<前にも比較やりましたが>ワイコンそのものも純正品だけあってLX3の方が写りが良いです。
ということで、これをG1で使うには少し辛く素直に魚眼持っていった方が良さそうですが、軽いだけあってLX3のワイコンとセットで使うのは悪くないかもしれません。そもそもLX3はレンズがF2と明るいこともあり、24mmスタートのズーム+手ぶれ補正も強力に効くということで、軽くしたいときはG1より悪くなかったりもします。
LX3の様に1/1.7インチセンサーでF2なら、フォーサーズで2段分感度に強くてもレンズがF4相当、フルサイズでもF8相当ですので、レンズまで考慮するとセンサーが小さいからといって暗所に弱いとは限りません。手振れ補正が効くレンズのラインナップが揃うまでは当分はG1を無理に持ち出さず、E-520にZDスタンダードクラスのレンズとの組み合わせ、もしくはLX3にワイコン一式の方が良さそうです。
|
記事へ |
ブログ気持玉 3 /
トラックバック 0 / コメント 0
|
|
2008/11/18 08:02
パナソニックのマイクロフォーサーズカメラ LUMIX DMC-G1は<前に書いたように細かい問題点>はあっても、基本的には良く写りますし面白いカメラです。
ただ現状の問題点はやはりレンズが揃っていないことで、フォーサーズマウントアダプタ(DMW-MA1)でフォーサーズレンズを使うとか、前に試したように<広角側をワイコンでごまかす>などすればどうにかなりますが、G1を常用するとなると現状で困るのが実は魚眼レンズだったりします。私の場合広角大好きなので、常用レンズの組み合わせは標準ズームレンズ(特に高倍率ズーム)+x2倍の広角ズームレンズが基本で、あとプラス魚眼レンズの三本構成が多くなります。
ここでフォーサーズの場合この魚眼レンズが曲者で、ZD 8mmF3.5 Fisheyeという周辺まで減光せずに良く写るレンズがあるにはあるのですが、対角線魚眼なのに500g近い重さということで、魚眼レンズだけでG1本体より重くなってしまいます。ということで試しにあれよりは小さくて軽いFマウント用の魚眼をG1に付けてみました。
今回、シグマのフルサイズ向け8mm全周魚眼(8mm F3.5 EX DG Circular Fisheye)のニコンマウント用で、記憶ではニコン向けでは絞り環ありだと思っていたのですがいつの間にかリニューアルされたようで、今売っている開放F3.5では絞り環がありませんし、おまけに400gと重くなってる(^^;まぁどうせ使うF値も決まっているのでG1で使う場合は絞り連動レバーを固定して使えば良いですが。
ということでZD8mmとあわせて、<前に魚眼テストした>ところで撮り比べてみました。今回、適当に絞りレバーをロックして使っているのでSigma魚眼の方はF値が分かりませんが、おそらくF4〜F5ぐらいです。なお現像はSilkypixのファインストリートテイストです。あとFマウント→フォーサーズ変換は近代インターナショナルのアダプタです。
・ G1 + ZD 8mmF3.5対角線魚眼(F5.6)
・ G1 + Sigma 8mmF3.5全周魚眼(F4〜5?)
写りだけ見ると両者そっくりで、画角も同じですし、色収差の出方なども似ています。実はフォーサーズの対角線魚眼は、フルサイズの円周魚眼だったということで、妙に大きいのも納得。写り的にはどちらも色収差が大きめですが周辺まできっちり写っていて悪くないです。
まぁこれやっても重さ的には100g程度しか変わりませんので素直にZD8mm使えば良いのでしょうが、フォーサーズレンズでMFする時の問題点はパワーフォーカスになることで、感覚的にちょっと嫌ですし、そもそも広角なら距離見てさっと距離指標で合わせた方が早いので、これはこれで悪くない気がします(そういえばZD 9-18はこれが無いのでちょっと問題ですがコントラストAF効くので問題ないですかね)。
今回のように魚眼を付ける人は少ないでしょうけど、ボケ重視用途などでNikon Dレンズ以前の単焦点との組み合わせは悪くないかもしれません。私のようにD700も使っていると絞り環のある古いレンズが手元に多いのでG1との組み合わせとして良い感じです。
あと、今回撮影してあれ?と思ったのが、無限遠にフォーカス合わせてもレンズでの距離指標では∞より前になることです(8mm魚眼だと1mぐらい)。もしかするとフォーサーズ→マイクロへのマウントアダプタは、厚みがフォーサーズとマイクロのフランジバックの差ちょうどになっておらず、少し短くしてあるのかもしれません。こうなっていれば無限遠より遠くにフォーカスが合わせられないレンズでもコントラストAF時に無限遠に挟み込みでフォーカスを合わせられますのでその都合でしょうか。ただこれですと最短撮影距離が長くなってしまう気もしますが。
と、このようにファインダーが良いのでマウントアダプタ遊びも面白いG1ですが、こういうアダプタ使用はもちろんマイクロフォーサーズのレンズが揃うまでの暫定ですので、小さい魚眼などが早くマイクロフォーサーズ専用に出ると良いですね。あとせっかくこれだけマウントアダプタの厚みに余裕があるのであれば、FマウントのGレンズで絞り環が使えるマイクロからFマウント変換アダプタとかどこか作ってくれないかなー。
|
|
記事へ |
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
|
2008/09/02 22:11
ここのところDX資産を売ってフルサイズレンズに変えるという作業が進行中なわけですが、今回、ニコンのフルサイズ向け16mm魚眼も追加しましたので、魚眼レンズ比較再びです。
前にも<魚眼レンズの比較>やりましたが、あれはDXの魚眼レンズを無理やりFXフォーマットで使うというものでした。今回はフルサイズ向けのニコン魚眼レンズ16mmF2.8Dと、トキナーのDX用魚眼であるAT-X 107DX 10-17mmを無理やりFXで使った場合、あとフォーサーズのオリンパスZuikoDigital 8mm魚眼との比較です。DXでの比較ですがすでに10.5mmFisheye手元に無いですし今回省略ということで。
比較ですが、いつも通りRAWで撮ったものをLightroom2の自動諧調プリセット現像ままです。場所は前と同じ場所です。
・ D700 + Tokina 10-17mm (15mm, F5.6)
・ D700 + Tokina 10-17mm (15mm, F11)
・ D700 + Nikon 16mm Fisheye (16mm, F5.6)
・ D700 + Nikon 16mm Fisheye (16mm, F11)
・ L10 + ZD 8mm Fisheye (8mm, F5.6)
結論から先に書くと、トキナーのDX用魚眼ズームを無理やりFXで使うのは、やはり周辺画質に問題があり特に周辺減光が問題になります。別の場所でF値変えて空を撮って並べてみたのがこれ↓
フォーサーズの魚眼はさすがに優秀で開放F3.5なら減光があるかも程度でほとんど周辺減光が生じません。純正の16mm魚眼も周辺減光はF5.6辺りで収まり、まだ周辺がシャープではないですが、F8以上に絞ればこれもほぼ問題なくなります。それに対してFXで保証外で使っているトキナー10-17はどれだけ絞っても周辺減光が収まりません。
画質的にはフォーサーズのZD 8mmが開放から周辺までシャープで優秀ですが、色収差(というかパープルフリンジ?)が酷く、これに関してはニコンの純正魚眼の方が優秀です。フォーサーズのZD 8mm魚眼は確かに良いレンズですが、あれだけ重くて大きい魚眼レンズと言うのも珍しく、なんと485gもあります。それに対してニコンの16mm魚眼は290gしかありません。トキナーの10-17も小さいレンズですが350gはあります。
私は魚眼多用する方ですが、さすがにそこまで常用するレンズでもないですし、画質をそれほど気にするわけでもないので、この純正の軽さは魅力的です。シグマからもフルサイズ向け魚眼出ていますが、主にこの重さで決めました。
ということで画質も問題無いことを確認できましたので、おそらくトキナーの10-17は売却すると思います。
|
記事へ |
ブログ気持玉 1 /
トラックバック 0 / コメント 0
|
トップへ | みんなの「魚眼レンズ」ブログ