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help RSS G1のRAW現像時各種収差補正

<<   作成日時 : 2009/02/26 14:28   >>

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G1でのRAW現像時補正>の続きです。この話題を繰り返し扱っていますが今回でおそらく最後です。

前の撮影でピンぼけが多くて14-150しか結果示せませんでしたが、そもそも手持ちでそんなことをやっていることに無理があるので、いつも換算50mmテストを行っている場所で三脚に固定して撮り比べてみました。この場所は橋の上ですが、28mmテストをしている場所と異なり三脚が使えます。

今回、手持ちのパナソニックのレンズである25mmF1.4, 14-150mm, G 14-45mm全てと、オリンパスレンズ検証用にZD 12-60も追加して、普通に撮った場合と、ロックを外してひねって電子的な接続をカットした状態で撮り比べました。

現像はLightroomの自動諧調プリセットで、F値は接続をカットすると開放になりますので、全て開放F値での撮影となります。

G1 + PanaLeica D 25mmF1.4 ( 25mm, F1.4開放, 通常撮影 )
G1 + PanaLeica D 25mmF1.4 ( 25mm, F1.4開放, 電子接続カット )

G1 + PanaLeica D 14-150 ( 25mm, F4開放, 通常撮影 )
G1 + PanaLeica D 14-150 ( 25mm, F4開放, 電子接続カット )

G1 + Lumix G 14-45 ( 25mm, F4.9開放, 通常撮影 )
G1 + Lumix G 14-45 ( 25mm, F4.9開放, 電子接続カット )

G1 + ZD 12-60 ( 25mm, F3.4開放, 通常撮影 )
G1 + ZD 12-60 ( 25mm, F3.4開放, 電子接続カット )

結論ですが、G1上ではパナソニック製のレンズであれば、マイクロフォーサーズだけでなくフォーサーズのレンズにおいても各種の収差補正が有効で、確認できるのは歪曲補正、倍率色収差補正、周辺減光補正です。やはりオリンパス製のフォーサーズレンズに対しては補正が効かないようです。

またこの補正がいつの時点で行われるかですが、Silkypixでの現像結果とLightroomでの現像結果と本体JPEGで微妙に補正結果が異なりますので、前に書いたようにRAWそのものに対して補正がかかっているのではなく、RAWに補正データが含まれていて、SilkypixやLightroomがそれを参照してRAW現像時に補正をかけているというのが結論かと思います。G1のRAWでも歪曲補正されない現像ソフトが存在するという話もありますので、これでほぼ間違いないでしょう。

そうなるとRAW現像時に勝手に補正されてしまうというのは、G1の問題というより、SilkypixとLightroomの問題ということになります。他機種のRAW現像時にはローカルな設定を強制参照することが無いので、なぜこうなっているのかが謎ですが、おそらくRAWにレンズ名だけではなく、レンズの収差補正情報も書き込まれるので、DxO Optics Proの様にレンズの焦点距離その他各種パラメータから複雑なDBを参照しないでも、RAWのデータだけから現像ソフト側で簡単に補正できるようになっているからだと思われます。後はパナソニックから正式に補正情報が現像ソフトメーカー側に伝わっているということでしょう。

この補正データがG1内部にDBとしてあるのか、パナソニック独自規格でレンズ側に何らかのDBがあってそれをG1が参照しているのかまでは分かりませんが、このような処理を行っているのは間違いないでしょう。

なお今回構図固定して撮影して分かったことですが、パナソニック製のレンズの場合、電子接続を外して撮影すると明らかに構図が変化することがあります。具体的には14-150と14-45の2本が電子接続を切ると縦方向に構図がずれます。ずれ方向がこの2本で逆ですが何回確認してもそうなりますし、25mmF1.4やZD12-60ではこの現象が生じないことから、レンズ内手ぶれ補正ユニットの電源供給が切れることによる現象だと思われます(今回手ぶれ補正スイッチOFFで撮影していますがこうなります)。

つまり、手ぶれ補正を使うかどうかに関わらず、レンズへの電源供給が切れると、手振れ補正ユニットが重力で端まで移動してしまい、本来のセンター位置に固定されていないということです。ということは、今回のようにマウントから外してしまうと本来のレンズの光学性能を実現できていないことになりますので、このような電子接続をカットしてのレンズテストはそもそもテストとして意味がないことになります。

電子的な接続を切るとEVF上で各種収差が増えるのは嫌な感じがしますが、完全電子マウント+完全EVFなライブビューだからこそ実現できる方法論であり、電子的補正も含めて評価すべきかと思います。ということで、このようなテストは今後は基本的に行わず、最終的に得られる絵だけで評価する方針になるかと思います。

どちらにせよパナソニックのレンズ群は解像感に関してはずば抜けていて(今回の撮影は全て開放ということを踏まえた上で<各種換算50mm撮影結果>と比べてみれば分かります)、問題があるとすれば色収差と歪曲収差が大きめなことですが、これらの収差も電子的な補正で消えることになります。

RAW現像時においても自動的に補正されるのであれば、わざわざDxO Optics Proの様な高価なアプリで補正しないでも済むわけで、ユーザとしては悪くない話です。このブログのような検証サイトではちょっと困るというだけであって、私自身はこのような後補正はRAW現像する以上、行うのは当たり前という考えで特に問題だとは考えません。むしろニコンもこの手の補正には積極的ですし、各社本体JPEGだけでなくRAW現像時にも補正が反映されるようにすべきでしょう。<オリンパスは何がなんでも光学系でどうにかしようという傾向>なのでこの手の対応が遅れそうですが、マイクロフォーサーズボディ提供時にはパナソニック側とあわせてほしいところです。

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内 容 ニックネーム/日時
ニコンで撮ったRAWの場合、現状、収差自動補正ならCaptureNX、白とび補正ならLightroomが便利なので、LightroomでもCaptureNXのように収差が自動で補正されるようにならないかな、と期待しています。

D60を使ってみたのですが、マルチパターン測光だと時々突拍子も無く露出オーバーになり、中央部重点測光だとアクティブD-ライティングを有効にしても露出が変わらずで、どっちを使おうかな?と思っているところです。
COLE
2009/03/06 23:37

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